2026年06月14日

なぜ「反復練習」や「暗記」をしても、わが子の成績が上がらないのか? 親が陥りがちな勉強の落とし穴

なぜ「反復練習」や「暗記」をしても、わが子の成績が上がらないのか? 親が陥りがちな勉強の落とし穴
6/13(土) ダイヤモンド・オンライン

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● 【国語】なぜ「反復練習」や「暗記」をしても成績が上がらないのか? 親が陥りがちな勉強の落とし穴

 「算数や社会は点数が取れるのに、国語だけは成績が安定しない」。
そんな悩みを抱える親御さんは少なくありません。

 他の科目と同じように問題集を何周もさせたり、語句の暗記に時間をかけたりしているのに、結果が出ないのはなぜでしょうか。
実は、そこに国語特有の「罠」が潜んでいるのです。

● 「量をこなす」だけの反復練習は通用しない

 算数などであれば、解法パターンを覚え、似たような問題を繰り返し解くことで定着していきます。
しかし、国語学習においてそのアプローチは危険です。次のような指摘があります。

国語以外の科目であれば、自分の答え方の何がダメなのかがわからなくても、同様の問題を繰り返し解き続けることで、なんとなく答え方を覚えて解けるようになることがあります。
ところが、国語は基本的に同じ問題が出ることはないため、漠然とした状態でどれだけ頑張って勉強を続けたとしても、一向に成績が伸びるようにはならないのです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法』より

 国語のテストでは毎回全く異なる初見の文章が出題されます。
そのため、目の前の問題の「正解」だけを覚えても次に応用が効きません。
「なぜその答えになるのか」という根拠を見つけるプロセスを理解しないまま量をこなしても、徒労に終わってしまうのです。

● 国語を「暗記科目」と勘違いしていませんか?

 成績が上がらないと、親御さんはつい「知識が足りないのでは」と焦り、暗記に走らせてしまいがちです。
しかし、これも大きな落とし穴です。

国語はいくら正解を暗記しても、成績は一向に伸びません。
歴史などと異なり、国語は暗記科目ではないからです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法』より

 文章を読むための基礎的な漢字などを知っていることは大前提ですが、文章の展開や筆者の主張を読み解く力は、暗記で身につくものではありません。
「覚える」ことと「読み解く」ことは根本的に違うのです。

● 難読語よりも「論理的に読む力」を鍛える

 では、限られた時間の中で、どこに注力すべきなのでしょうか?

国語は日本人が日常的に使いこなしている母国語ですから、最低限の読み書きさえできていれば、暗記は不要です。
テレビのクイズ番組の出題のような難読語の暗記に励んでも、受験においては意味がないのです。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法』より

 親御さんがサポートすべきなのは、マニアックな知識を詰め込むことではなく、文章を論理的に追うトレーニングです。

 お子さんが問題を間違えたときは、「正解はこれだよ」と教えるのではなく、「本文のどこにそう書いてあった?」と一緒に根拠を探す習慣をつけてみてください。
その地道な作業を通して思考を言語化させることが、どんな文章にも対応できる本物の読解力を育てるノウハウです。

 ※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

神田直樹
posted by 小だぬき at 00:00 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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