2026年04月13日

【村木厚子さん】もしも”えん罪逮捕”されたら「そこから無罪になるのはものすごく大変」拘置所での164日が支援団体立ち上げのきっかけに

【村木厚子さん】もしも”えん罪逮捕”されたら「そこから無罪になるのはものすごく大変」拘置所での164日が支援団体立ち上げのきっかけに【
4/12(日) RSK山陽放送

2009年の郵便不正事件でえん罪逮捕されるも、その後復職し厚生労働事務次官を務めた村木厚子さんが、RSKのラジオ番組で語りました。(2026年3月17日放送)

村木さんは、自らの経験をもとに刑事司法について考え、著書『驚きの刑事司法』にまとめています。

■もしも”えん罪逮捕”されたら、そこから無罪になるのはものすごく大変

――著書『驚きの刑事司法』という本は、どういう内容の本なのですか?

(村木厚子さん)
「一般市民の人に、今の日本の刑事司法、もしあなたが間違えて逮捕されたら、そのあとそこから無罪になるのは相当大変ですよ、というのを、まず知ってもらうというのと、今聞いてくださったみたいに、なんでそんなことになっているのかというと、国民にも責任ありますよっていう
やっぱり間違えるとものすごい叩く、そこにも原因がありますよということを知ってもらうために、一般の方向けに刑事司法の話を書いてみました」

――なかなか一般の方にはそういう単語も含めて、日本の刑事司法に問題があるというのがあんまり知られていないですよね。

(村木厚子さん)
「そうですね。私自身も自分が逮捕されるまで、ものすごく無関心だったと思って反省しました。
それから、私がこういう経験をしたということで、最近いろいろな企業の方で自分たちが巻き込まれて被疑者、被告人になった人たちが会いに来られるんですよ。

皆さんまったく同じことを言われて、『日本の刑事司法がこんなことになっているとは知りませんでした』と。
これを早く皆さんに伝えないといけないですって、皆さん口をそろえておっしゃるので。それもあって、本を出すことにしたという感じですかね」

■メディアの役割 関心をつなげるためには

――私は自分も含めてやっぱりメディアの責任というか。
普段から日本の刑事司法をどうしたらいいんだっていうことについて、やっぱり日本のメディアも少し報道が少ないと思いますね。村木さんから見られてどうですか。

(村木厚子さん)
「そうですね。法制審のときはかなり報道していただきましたけど、そのあとの協議会とか研究会とか、やっぱりほとんど報道がないですよね。そこはちょっとつらいとこですね」

――村木さんが郵便不正事件で問われたときは、その特捜部の主任検事が証拠を改ざんしてそれを隠したと言って、大阪、大阪地検特捜部の部長、副部長というもうピカピカの人たちがみんな逮捕されたという。
世の中に衝撃が走って、それをきっかけに、村木さんをはじめ先ほどおっしゃっていた5人の一般目線の方を入れて改革しようとしたのに、それもうまくいってないという。
日本のよくあるパターンですが、そのときは大騒ぎするけどなかなか続かない。
それをメディアもフォローしないという。このあまり良くない連鎖が、ずっと今も続いてるという感じですね。

(村木厚子さん)
「そうですね。なんか事件が起こるたびに1回盛り上がるんですけど、法律を変えてというところまでいくと、かなり長期戦なので。その間こう関心が長続きしないというのは辛いところですよね」

■元厚生労働事務次官 国と向き合うことの難しさ

――村木さんは、厚生労働事務次官と、いわゆる官僚のトップまでいったのに、刑事司法改革について、今は国と向き合っているということですが、そこの難しさみたいなものはないのでしょうか。

(村木厚子さん)
「そうですね。でも、事件が終わったあと、ひどい取り調べがあったということで一回国を訴えたんですよね。
相当自分としても抵抗はありましたけど、でも、やっぱり誰か戦えるときに戦わないとそのままになってしまいますよね」

■拘置所での164日が支援団体立ち上げのきっかけに

――退官されたあとに、障害者の方を支援する共生社会を作る愛の基金から始まって、若い女性を支援する「若草プロジェクト」とかもいろいろと始められました。
そこについては、どういった思いで始められたのですか。

(村木厚子さん)
「拘置所に164日いると、受刑者の人たちとも結構すれ違ったり、様子を見たりすることが多いわけですよね。
で、そうすると最初は怖かったんですよ。
悪い人たち、怖い人たちとすれ違わなきゃいけないっていうのが。でも慣れてくると、どこかで見たことがある人だという、むしろ福祉の現場で見たことがある人たちに近い人が多いんですよ。

高齢の方、この人障害あるなとか、それから、何かこうハンディキャップがあったり生きづらさ抱えてたという人が多くて、すぐに怖くなくなっちゃったんですよね。
取調べの検事さんからも、僕たち正月前は忙しいんですよって。
お正月ここで、刑務所の中で過ごしたい人が多いからと言われて。結構衝撃でしたね」

――そういう衝撃を受けたとしても、自分でいろいろな組織、団体を立ち上げて自ら先頭に立って変えようという行動には、なかなかつながらないと思います。そこの一歩につながったっていう、一番大きな理由は何でしょうか。

(村木厚子さん)
「これ全然立派じゃない話で、国を訴えたときに、裁判に勝って手元に3,333万円残ったんですよ」

――「私の履歴書」の中でも書いていらっしゃいましたよね。
こんなにすぐ認諾(民事訴訟で、被告が原告の請求を全面的に正しいと認め、その時点で裁判を終了させる手続き)で国が認めるなら、もっとお金を請求すればよかったみたいな。

(村木厚子さん)
「認めにくい金額にしておけばよかったんです。
もう弁護団と一緒に、『しまった』と。
税金じゃないですか、そのお金の元って。これはもう使えないわと思って寄付して、障害がある方で罪に問われた人の支援を、ものすごくしっかりやってくださってる南高愛隣会っていう社会福祉法人に寄付して活動を始めてもらったんですね。だからそんなに立派な理由でもなく」

■「若草プロジェクト」そして「I & Others」広がる支援

(村木厚子さん)
「拘置所にいる間、ご飯を運んでくれるのが女性の受刑者だったんですよ。
ほんとに真面目でかわいい、若い子ばっかりで、なんでここまで来ちゃったって思うじゃないですか。
その手前でできることをということで、瀬戸内寂聴さんに声を掛けていただいたときに『若草プロジェクト』が始まるということなので。本当にいろんなことをやってくださったり、声掛けてくださる方がいて、こういう活動がスタートしました」

―― なるほど。それで去年の2月、もう一歩進んでそういった支援が必要な人たちとその支援する側の企業とを結び付ける一般社団法人を新たに立ち上げられたんですよね。これはどのような活動をされているんですか。

(村木厚子さん)
「若草プロジェクトをやっているときに、こんなマイナーな問題を随分応援してくださる企業があるというのが分かってですね。
そしたら女の子向けにやってる企業さんのほうから、『子どもの靴だってあるんだよ』とか、『男性用のお洋服もあるよ』とか、いろいろ声を掛けていただけるようになって。
つなぐだけだったら別に若い女の子と言わなくてもお役に立てるっていうのが分かって。

対象限定せずに、NPOとかいろんな支援の現場で頑張っている方たちと、いろんな物資、資源を持ってらっしゃる企業さんをつなぐ活動を独立して立ち上げてみようっていうことで、I & Othersという法人を立ち上げました」

――その趣旨に賛同した多くの企業をはじめ、いろいろな人がつながってきているんですか?

(村木厚子さん)
「そうですね。でもまだ、去年(2025年)立ち上げてですね、メンバー4人でやっているので、本当はいろいろな企業を訪問してお願いに行かなければいけないんですけど。少しずつ少しずつ、仲間が増えてるっていう感じですかね」

■地域共生社会 地方で必要なつながりとは

――地域全体でつながり、支え合うという地域共生社会の実現。
この岡山などの地方に今必要なことはどのようなことだと思われますか。

(村木厚子さん)
「もちろん社会保障の制度は大事ですし、これからもちゃんと大事にしていかなければいけないと思うんですけど、制度ってやっぱり限界があるんですね。

対象は誰だとかって、どうやっても縦割りになりがちだし、狭間ができるし。

それを補っていけるのは、やっぱり住民同士の助け合いだったり、地域で自分たちで作る仕組みっていうところがないと、制度だけでは幸せに暮らせないかなというのがだんだん見えてきたと思うんですよね。

だから地域共生社会というのをみんなが言うようになったのはそういうところだと思います。
市ひとりひとりのパワーが、最後はすごく大事かなというのは思いますね」
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2026年04月12日

高市早苗総理の「演説」は何が違うのか? 若者を熱狂させる“推し活”の心理と「感情を届ける」スピーチ術

高市早苗総理の「演説」は何が違うのか? 若者を熱狂させる“推し活”の心理と「感情を届ける」スピーチ術
4/11(土) 週刊SPA!

日本憲政史における初の女性首相、高市早苗。
去る2月8日衆院選を未曾有の与党大勝利で飾ったことは記憶に新しく、その支持率も以前よりは落ち着いたものの、比較的高水準である(※2026年3月時点)。対米・対中関係などで少なからず賛否あるが、イラン情勢も含めた数多くの国難に取り組んでおり、日本国内のみならず世界中から注目される女性リーダーである。

衆院選大勝の要因は野党側の誤算やSNSの影響など複数考えられるが、高市首相の発言や演説そのものが若年層中心に共感を呼んだ点も無視できない。
中でも、選挙活動中に高市首相の車両を大群衆が取り囲んでいる映像は象徴的なものであり、SNSでは膨大なインプレッションと高評価をかき集めた。

一方、一般市民の私達も仕事上の会議・プレゼン、公的なスピーチ、イベントや広報活動など、何らかの形で不特定多数に向けて話をすることは少なくない。
こうした場面を上手に切り抜けて成果を得るコツを、高市首相や他の政治家の『話し方』から学べないだろうか?
今回はキャリアデザイン・インターナショナル株式会社の代表取締役・渡邉文子氏に、「政治家と演説・スピーチ」について話を伺った。

「相手をジャガイモだと思え」はNG?

渡邉代表は現在でこそ公認心理師や国家資格キャリアコンサルタントとして多くの講演やプレゼンテーションを行っているが、ここに至るまでには多数の失敗を重ね、スピーチの上手な人にヒアリングするなど練習・学習を積んでいったそうだ。
その過程で「本当に大事なのはテクニックじゃない」と強く実感したことを、代表は語った。

「『大勢の前でスピーチをする』と言うと特別なことのように感じられますけど、友人や同僚と普段どおり1対1で話している状況を、たくさん同時にやっていると考えれば、実はやっていることは同じなんです。
人前で話すときの緊張対策で『聴衆をジャガイモだと思え』という助言が有名ですが、この考え方に私は反対です。
むしろ大勢の前であっても、自分のスタンスを明確にしながら、一人ひとりと対話する感覚で話すことが大切だと思います」

「言いたいことだけ矢継早に喋るのでなく、周りの表情を見ながら『理解しているか』『共感しているか』を汲み取りながら話す姿勢を心がけてください。
これがあると、スピーチは単なる情報伝達ではなく、コミュニケーションになります」

この姿勢が現代日本で最も力を発揮するのが、選挙における街頭演説だ。
大勢相手でも一対一の気持ちで上手く話せれば良いが、選挙ではそれこそ膨大な数の人だかりに囲まれることも珍しくない。渡邉代表はプロの目線から、街頭演説をどのように見ているのか。

「演説の上手い方は聴衆のレスポンスにしっかり対話をしているような空気感があって、そうでない方と違いは如実ですね。選挙で票を投じる聞き手(国民)の側は、『本当に自分達のことを思って演説しているのか』『本気なのか、目的が違う所にあるのでは』といった点に本当に敏感です。
演説で国民を惹きつける人は、このような聞き手の願望や心理を掬い取って、『私達を思って話してくれている!』と感じさせるのに長けています」

逆に言えば、どれだけ演説を美辞麗句で飾ったとしても、そこに確固とした自分なりの姿勢や聴衆とのコミュニケーションが無ければ「ただ票と人気が欲しいだけでは……?」と冷めた目線に晒されるだけである。
今回衆院選の結果について、SNSやメディアなど一部が「推し活選挙」などと揶揄しているが、むしろ野党側こそ「なぜ国民の『推し』になれなかったか」を謙虚に振り返る必要があるだろう。

「冷静」と「情熱」のバランスが非常に巧い

ここからは衆院選にまつわる、各政治家の演説・スピーチの特徴・長所を探っていこう。
まずは高市首相について、渡邉代表は「感情と冷静さの配分が上手い、非常に巧妙な話者」だと高評価している。

「一部の党の方々は思い切り感情を前面に出して話していますけど、高市さんは感情をしっかり込めつつ、且つそれを感情的に見せない点が強みです。
話し手側に重要なのは、まず精神的に落ち着いていること。
でないと相手や周囲の気持ちを考える余裕が無くなりますよね。
そのうえで必要な感情を滲ませる、アンピバレントな語りを上手に出来るのが優れたスピーカーです」

その時のコツは、自分の主観だけでなく、演説している自分の姿を客観的・俯瞰的に眺める「外からの視点」を持つことだと渡邉代表は説明する。
こうした話から筆者が連想したのは、「前に読んだ時代小説に登場する剣客が同じような精神修養をしていて、物凄くチャンバラが強いんだよな……」ということであった。

「自分の間合いや立ち回りを正確に掴もうとする点では、武芸や剣法と近い所もあるかも知れませんね(笑)。
私自身も舞台上の演技に携わることがありますが、俳優の場合、内面では感情をリアルに感じる。
しかし演技としては「見せ方」をコントロールするという、一見アンビバレントに聞こえますが、感情に飲まれず、感情を“使う”ことが重要になります」

政治家も役者も、聴衆(国民/観客)の気持ちをグッと引き込むのが仕事なのは同じ。
渡邉代表いわく、「内側は強く感情、外側は冷静に制御」この“二層構造”が最も人を引き込むという。
人は、内面(主観)と外面(表現)のバランスから、@この人は本気か?(感情)Aこの人は信頼できるか?(理性)を見ている。どちらか一方では足りないのだ。

例えば政治家は、信念や怒り、熱い希望を持っていても、言葉を整理し国民に届く形にする。
つまり“感情を“伝わる形で翻訳できているか”が、信頼と支持を得る政治家に必要な能力となるのだ。
ここについて渡邉代表は「高市首相は場面ごとに、話し方を巧みに使い分けている」「その場の空気を読む力がすごい」と指摘している。

「真剣に話した方がいい時は、りりしい表情で粛々と話されますし、ちょっと笑顔を入れた方が関係性が築きやすい場合は、ニッコリしたりとか。そうした点が、米国のトランプ大統領のように、関係性自体が大きく影響する方々と外交で渡り合っていくコツなのでしょう」

感情オンリーでまくし立てるのはNG

もう一人、現在の与党では小泉進次郎防衛大臣もマスメディアやSNSで度々注目される存在だ。
小泉氏といえば、以前は同じ内容を何度も繰り返すような独特の話し方が、一部では「進次郎構文」などと揶揄されてもいた。
しかし2025年10月に高市内閣で防衛大臣となって以降は雰囲気が一変。
国会や記者会見でスマートかつ的確な答弁を行い、評価が急上昇している。

「役割がハマったのでしょうか、覚醒されてスゴイですよね。
農水大臣の頃は言葉が表面的でフワッとなっていた面もありましたけど、防衛大臣のポストが『日本防衛』という明確な目標となり、小泉さんの理念や背景にも上手くハマったのでしょう。
このように現状の目標や使命、将来ビジョンを自身が明確に感じることは、スピーチに厚みや説得力を持たせるうえで非常に重要です」

また、渡邉代表はスピーチのコツとして「感情を感じながらもそれを冷静に扱って話す」ことの大事さを強く訴えた。

「繰り返しお話したように、スピーチでは自分のスタンスを明確にしつつ、聴衆と良いコミュニケーションをとれることが重要な時代になってきました。
例えば、よくあるNGなパターンとして、感情が強すぎて声が荒くなったり、相手を否定したり、話が飛んでしまう人がいますけど、これは、共感ではなく逆に『圧』になってしまいます。
一方、冷静すぎる話し方も良くなくて、棒読みになったり、正論を言っているだけだと、理解はされても、人のこころが動くことはないんですよね」

「なので、伝えるぞ!と前のめりになるよりも、このあたり自分で俯瞰的にチェックできるようになるのがポイントです。
ですが一番重要なのは、感情を抑えることではなく、自分で感情を自分の感情を扱えるようになるということなんです。
ここがなかなか難しいところですが、感情を消すと魅力がなくなってしまうし、感情だけだと信頼がなくなる」

「欲しいのは、感情を出しすぎた言葉でも、抑えすぎた言葉でもない。
最終的に、『効果的な話し方』とは、感情を感じながらもそれを冷静に扱っている状態。つまり『自分の感情を理解し、制御し、相手に届く形にして届けるスキル』と言えるんじゃないでしょうか」

己を知り、相手に知ってもらおうとする事が…

最後に、より具体的なスピーチの練習方法として、渡邉代表は16タイプなど活用した自己分析を提案している。
これは心理学者カール・グスタフ・ユングの著書『心理学的類型』(1921年)に由来し、人間の心のクセを「思考型」「感情型」「直感型」などの組み合わせで合計16通りに類型化するものだ。

「若い方々の間では血液型のように自分のタイプを言うことができます。
きっかけは韓国のアイドルグループが『僕はあのタイプだよ』と発言して、そのアイドルを推しているファンの子達の間から広まったようです。
他人の性格を勝手に類型で決めつけてしまう事は、かえって偏見や誤解の原因となりかねないので推奨されません。
しかし、自分で自分の性格を「傾向」として振り返ってみて、自分の強みに自信を持ったり、その反面の苦手部分の対処方法を検討することで、話法や思考の練習をするのは有効です」

「16タイプなど様々な機会で自分を知り、自分が何者で何を目指しているのかを定めようとする努力は、相手と冷静かつ効果的に話し合わなければならない人にはとても大切ですね。
また、話し手側の目的がどこにあるのか、本音を伝えているか、偽りがないかなどは、意識すれば伝わるものだと思います」

日々激しく変動する国内外の情勢をうけて、国会の政治家達は自身の政策や主張を国民に伝えるべく、様々な取り組みを行うべき立場である。
そこで背負っている責任は高市首相のみならず、与党議員でも野党議員でも変わらないはずだ。
彼らの有り様を見て、私たち自身も「本当に相手へ気持ちを伝えられているか?」「相手からちゃんと共感されているか?」「熱心に説明しているつもりで、ただの一方通行になってないか?」などと、反省すべき点は多いのかも知れない。

<取材・文/デヤブロウ>
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2026年04月11日

「ただの罰金稼ぎでは?」 自転車の“青切符”導入で警視庁SNSに“批判の声”も!「警察も守ってない!」「後続車に轢かれそうで怖い!」 “最低最悪の制度”とまで批判される「改正道路交通法」本来の目的はどこに?

「ただの罰金稼ぎでは?」 自転車の“青切符”導入で警視庁SNSに“批判の声”も!「警察も守ってない!」「後続車に轢かれそうで怖い!」 “最低最悪の制度”とまで批判される「改正道路交通法」本来の目的はどこに?
2026.04.10 情報提供:くるまのニュース

「ただの罰金稼ぎでは?」
自転車の“青切符”導入で警視庁SNSに“批判の声”も!
「警察も守ってない!」「後続車に轢かれそうで怖い!」 “最低最悪の制度”とまで批判される「改正道路交通法」本来の目的はどこに?

■「ただの罰金稼ぎだろ!」 自転車の“青切符”導入で警視庁SNSが大炎上!

2026年4月1日、自転車の交通違反に対する反則金制度、いわゆる「青切符」の交付を盛り込んだ改正道路交通法が施行されました。

これまで自転車の悪質な違反に対しては刑事罰の対象となる重い「赤切符」が切られるか、あるいは警告にとどまるかの極端な対応となっていました。

しかし今回の法改正により、クルマと同じように比較的軽微な違反に対しても反則金の納付が求められるようになります。

こうした制度の開始に伴い、警察庁は公式X(旧Twitter)アカウントにてルールの周知を図る投稿を行いましたが、現在このポストの返信をはじめ、国民からの猛烈な批判や疑問の声が殺到し、炎上状態となっています。

ユーザーから寄せられた怒りの声で最も多いのが、「道路のインフラ整備が追いついていない」という現実とルールの乖離を指摘するものです。

ネット上には「そもそも現在の日本の道路は自転車が車道を安全に走れる設計になっていない」「ルールを作る前に道路幅を拡張して安全な専用レーンを作るのが当たり前だ」といった根本的な問題提起が溢れています。

さらに「車道を走ればクルマに跳ね飛ばされて死に直結するし、安全な歩道を走れば通行区分違反で罰金」「一体どちらを走ればいいのか」「自転車に乗りもしない人が考えた、現実を無視した最低最悪の制度だ」と、逃げ場のない状況に対する悲鳴にも似たコメントが多数見受けられます。

中には「車道を走らされた中学生が車に追突されて重傷を負う事故も起きている。
このルールは殺人幇助と同義だ」と、人命に関わる危険性を強く訴える声も少なくありません。

また、右左折時などの「合図不履行(手信号)」に対する取り締まり基準の矛盾も大きな波紋を呼んでいます。

法令上、自転車も曲がる際などに手信号を出す必要がありますが、これを出さなければ罰金5000円の対象となる一方で、「片手運転」自体も危険な行為とみなされる場合があります。

「手信号を出そうとすれば片手運転になり、バランスを崩して転倒し、後続車に轢かれる危険性が高い」「わざわざ危険な動作を強要するのはおかしい」「昨日、真面目にハンドサインを出したら逆に警察官に呼び止められた」といった、実体験に基づく戸惑いの声が寄せられています。

さらに、現場の警察官に対する不信感や、他の交通違反への取り締まりを優先すべきだという声も後を絶ちません。

「現場の警察官の曖昧な裁量だけで罰金が決まるのは納得がいかない」「ノルマ達成のための理不尽な取り締まりが連発するだろうね」といった懸念のほか、「自転車レーンに堂々と路駐しているパトカーを見る」「警察官自身も手信号をしていないのに市民を取り締まるのか」と警察側の姿勢を厳しく問う意見も見受けられます。

同時に、「自転車に車道走行を義務付けるなら、交差点直前で無理な追い越しや左折巻き込みをしようとする危険なクルマを徹底的に摘発してほしい」「自転車レーンへの違法駐車や、無法地帯となっている電動キックボード、違法モペットの取り締まりが先決だ」と、クルマ側や新たなモビリティに対する不満も爆発しています。

こうした現状に対し、「クルマの違反が減ったから今度は自転車の反則金でがっぽり稼ごうとしているだけ」「国民から搾り取れるだけ搾り取ろうとする権力の暴走だ」と、制度の導入目的そのものを疑うコメントまで飛び交っています。

自転車のルール変更は本来、悲惨な交通事故を減らし、すべての交通参加者の安全を守るために施行されたはずです。

しかし、インフラの未整備や現場での運用基準の矛盾が浮き彫りとなったことで、広く国民からの理解を得るにはまだまだ時間がかかりそうな状況となっています。(くるまのニュース編集部)

「ただの罰金稼ぎでは?」 自転車の“青切符”導入で警視庁SNSに“批判の声”も!「警察も守ってない!」「後続車に轢かれそうで怖い!」 “最低最悪の制度”とまで批判される「改正道路交通法」本来の目的はどこに?
posted by 小だぬき at 01:00 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする